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南予方面で青物が期待できそう!?

ここしばらく、週末になると天気予報に振り回される感じで、なかなか希望通りの釣りができなかった。南風が強いというので、風裏になる佐田岬半島瀬戸内海側の地磯でメバリングを試みて、磯に降りてみれば強烈な北風が吹き付けていたり。南予方面で強風予報なのでヒラスズキチャンスだと思い、行ってみればさざなみそよかぜだったり。

不本意な状況でも釣れるほどの腕前は持ち合わせてないので、潮やら風やら月やらといった森羅万象を有効利用しないと俺の釣りは成り立たない。そんな中、南予方面での青物情報をキャッチした。今朝は朝が干潮で昼が満潮という上げ潮。風もあるようだ。青物狙いならチャンスあるかも。というわけで南予方面の某地磯に降りてみた。

現着と同時に雨が降りだしたが、雷さえ鳴っていなければどうということはない。一応持って降りたエギングタックルをまずは展開して、モイカを探してみるが、見えモイカもチェイスも一切無いので、青物狙いに集中することにする。

ベイトは海面でピチャピチャやっており、潮目もできたりして、なかなか雰囲気はいい。まずはポッパーやダイペンといったトップウォータープラグで攻めてみる……が、トップには反応無し。

続いてシンペンやシンキングミノーで表層から中層を探ってみるが、やはり無反応だ。

どうも上の方には出てこないっぽいので、ジグに変更。俺の使うジグはほぼほぼジグパラノーマルと撃投ジグノーマルの2枚看板状態だ。まずはジグパラで探ってみるが、反応は無い。次に撃投ジグに換えてボトムから探ってみると、底の方でガツッとヒット!

なかなか元気なやつで、MHのロッドだととても楽しくやり取りできる。それでもたまに夢から覚めたようにスルスルと寄ってきたりするので、もう少しいい夢見させてくれと念じながら寄せてきて、サイズを確認して難なく抜き上げた。

20230513_01.jpg

釣れたのは全長45cmほどのネイリだった。なるほど情報どおりだ。だが、この後も潮止まりまで粘ってみたが、結局釣れたのはこの1匹だけだった。もう少し大きなサイズも釣れるらしいのだが、それはまあ今後の楽しみとしよう。このあたりに回遊があるのなら、竿を出すのは地磯ではなく、水深のある漁港なんかでもいいかもしれない。

これから暑くなるにつれ、ネイリ/カンパチの反応は良くなってくるはず。ついでにグルーパーも期待できるだろう。遠いから通うのはちょっと難しいが、定期的に様子見に来てみようかな。

m_a2r.gif 撃投ジグ 40g
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しばらくぶりに青物を狙ってみた!

だんだん暖かくなってきて、桜なんかちらほら咲いたりして、ずいぶんと春らしくなってきた。新月周りの今週末は最優先でメバル狙い……と行きたいところだが、天気予報を見ると少々荒れ気味のような感じだ。今の時期の海は難しく、凪かと思えば波風が強かったり、時化かと思えば落ち着いていたりと、天候と海況が読みにくい。メバル狙いで磯に降りたはいいがメバリングが成立しないほどの波風だったら目も当てられない。というわけで、メバリングとショアジギングの2つの装備を積み込んで場所取りを試みた。

メバルと青物の両方が期待できる佐田岬半島の地磯で場所取りできたので、車中泊で朝を待つ。到着したときはほとんど風が無かったが、朝になると風が強くなってきた。ついでに雨も降っている。まあ多少の雨なら問題なしだが、風はメバリングにはちょっと強すぎるので、今回はメバルは諦めて春の青物を探してみることにした。

秋冬のハイシーズンに比べて難易度は上がるが、春シーズンの青物も釣ってみたい獲物のひとつだ。何をやっても一切無反応な厳冬期を過ぎ、再びトップウォータープラグやジグに反応し始める佐田岬半島の春の青物だが、果たして?

午前6時の地磯はちょうどヘッドランプが要らなくなるくらいの明るさだ。地磯内でもっとも実績のある立ち位置に陣取り、ちょい荒れの海に向けて、まずはポッパーを投げてみる。……横風が強くて、この立ち位置だと飛距離も出ないしポッパーも流されて狙いどおりのコースを引くことができない。少し移動してこの地磯でのもう一つの有望な立ち位置に立ってみると、まださっきの場所よりマシっぽいので、ここで狙ってみることにする。

雨も風も波も、それ単体では大したことないのだが、3つが重なるととたんに釣りを困難にする。丁寧なアクションを心がけているとあっという間に流されてしまうので、スプラッシュを効かせたテンポよいロッドワークでポッパーを操作していると、不意にズバッと水柱が上がった! ……これは乗らなかったが、表層を意識した青物は居るようだ。風に乗せて若干ドリフトさせつつ、スプラッシュ多めのちょっと派手目なアクションで、さっき出てきた辺りを通していると再び出た! しかし、これも乗らず。

んんん、食い気のある個体がいるのは確かなのだが、いったいどうしたらガッツリ食いついてくれるのか。今朝は強めのアクションが良さそうなのでパッシンパッシン水しぶきをあげながらあれこれ考えていると、足元付近でまたまた出てきて、これは食いついた! どうやって食いつかせたのか自分でもよくわからんが、まあヒットしたなら良しとしよう。

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釣れたのは全長70cmほどのハマチだった。痩せてはいないが肥えてもない、標準体型の個体だ。厳冬期を乗り越えた今の時期に釣れるなら脂肪を蓄えていそうなものだが、それは個体によってまちまちなようだ。とりあえず1匹釣ったので、試行錯誤タイムを始めることにする。

ポッパーで釣れたのでダイペンではどうか? ……反応無し。

さっき釣れたのとは別のポッパーではどうか? ……反応無し。

ジグでボトムや中層を探るのはどうか? ……反応無し。

最初に釣れたポッパーに戻してみたらどうか? ……反応無くなった!

俺の腕では、どうもチャンスは朝イチだけだったようだ。午前8時くらいに納竿した。本日の釣果は、全長70cmほどのハマチが1匹だった。

朝イチだけではあるが、トップで複数回青物の反応があったのは重畳。メバルだけでなく、春の青物を狙ってみても良さそうだ。できればよく肥えた個体を釣りたいな。凪の日はメバル、荒れた日は青物、というパターンで釣行できそうだ。他の魚種も気になるところだが……。

m_a2r.gif モンベル M/GTXレインダンサージャケットメンズ
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満月の地磯メバリング!

メバリングでは満月は不利とされているが、佐田岬半島をメインとした地磯メバリングでは必ずしも新月周りがメバル凪とは限らない。特に佐田岬半島では風が出ることが多いので、月の大小に関係なく凪かどうかで釣行の可否を判断しなければならないこともある。これまでは満月周りは他の釣りに流れていたのだが、それだとメバリングの釣行回数がぐっと減ってくるので、ここはひとつ満月を克服する方法を模索してみることにした。

新月周りには活発に泳ぎ回って捕食するメバルも、満月で明るくなると自分が捕食される危険が増えるため、根や藻などの影にタイトに付いて食いが渋くなる……というのが、満月時にメバリングが難しくなる仕組みらしい。なら、磯や海底の地形でシェードになる場所が多いとこなら(メバルの隠れる場所が多いとこなら)、わりと満月の影響を受けないのではないか、と仮定してみた。そんな地形で、新月時にメバルの実績がある朝マズメの地磯に降りてみる。

立ち位置の正面には少し欠け始めた大きな月が鎮座ましましており、地磯全体を明るく照らしている。ここの海底は根アリ藻アリで、海の中では明暗ができやすく、メバルが潜む場所は多いはずだ。2gのジグヘッド単体にシャッドテール系のソフトルアーを付け、表層をゆっくり棒引きしてみると……1投目から、スコンッと竿先を引ったくる痛快なアタリが!

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釣れたのは全長25cmを超えるナイスメバル! 満月周りだが、食い気のあるいいのが居るじゃないか。急いで次のキャストをするとまたヒット。今度のは少しサイズダウンだが、20cmを超えるキープサイズだ。複数匹釣れたので、この日のメバルの分布状況を把握するために、立ち位置から扇状に投げて探ってみる。すると、立ち位置から見て左側の足元付近で食ってくることが多いのがわかった。その海底には大きな岩があるので、その辺に潜んでいるのだろうか。ちなみに、新月周りでよく釣れるポイントではほとんど反応無かった(障害物から離れたポイントだからか?)。もうひとつ付け加えると、シンペンなどのプラグも一切無反応。今朝はソフトルアーの棒引きがもっとも効果的なようだ。

そんなこんなで楽しく試行錯誤していたのだが、午前6時半あたりから反応が薄くなり始め、午前7時前になると何をやっても反応無しになった。群れが遠くに去ったのかもしれないと、必殺のマイクロジグを投げてもみたのだが、これもダメ。満月周りは時合が短いのかな?

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午前7時半まで頑張ってみてやはり音沙汰なしなので納竿とした。本日の釣果は全長22~26cmのメバルが5匹だった。

意外や意外、満月周りでもわりとメバリングは成立した。オープンな場所よりも根が荒くてメバルが隠れる場所が多いポイントを選ぶと吉と出るっぽい。あと、時合は短いということを念頭に、釣れ始めたら一気に数を確保すると良さそうだ。満月の下での地磯メバリングは、もう少し研究してみる価値がありそうだ……。

m_a2r.gif ダイワ ライトフロートゲームベスト フリー DF-6421
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